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山本直樹原作×城定秀夫監督「ビリーバーズ」の音楽を曽我部恵一が担当しました。主題歌は書き下ろし楽曲「ぼくらの歌」、サントラもリリース予定です。

山本直樹原作×城定秀夫監督「ビリーバーズ」の音楽を曽我部恵一が担当しました。
主題歌は書き下ろし楽曲「ぼくらの歌」、サントラもリリース予定です。

2022.7.8(金)テアトル新宿ほか全国順次ロードショー! 
[公式サイト]
http://believers-movie2022.com 
[公式Twitter]
https://twitter.com/believers_movie 



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曽我部恵一コメント
山本直樹×城定秀夫。透明なエロスとタナトスが真っ赤に爆発するに決まっている。そんな映画に音楽をつけろと。強大な思想に幻惑され、絡め取られていく個人の純情。自分の何かが間違いを、バグを起こすような方向に行け行けと、自らを鼓舞しながら音楽を作った。
それで、ぼくの中のエロスとタナトスも、この夏のなかで少しは解放されたようです。

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原作:
#山本直樹(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督・脚本:
#城定秀夫
音楽:曽我部恵一|主題歌:曽我部恵一「ぼくらの歌」(ROSE RECORDS)
出演:
#磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平、毎熊克哉、山本直樹

(解禁済)キービジュアル (1).jpg


孤島で鬩ぎ合う、純粋な信仰心と抑えきれない欲望。 淫らな夢と極限の現実、その向こう側に見えたものとは...!? とある孤島で生活をする二人の男と一人の女。ニコニコ人生センターという宗教的な団体に所属している3人は、オペレーター、副議長、議長と互いに呼び合い、無人島での共同生活を送っていた。瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令"孤島のプログラム"を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を保つ日々。これらは俗世の汚れを浄化し"安住の地"へ出発するための修行なのだ。だが、そんな日々のほんの僅かなほころびから、3人は徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆき...。

主人公・オペレーターには『ヤクザと家族 The Family』・劇場版『きのう何食べた?』の2作品で第45回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞し、本作が長編映画初主演となる磯村勇斗。副議長役にオーディションから抜擢された新進女優・北村優衣。議長役には『罪の声』で第44回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞他複数の賞を受賞した、日本の誇る名優・宇野祥平。純粋な信仰心と抑えきれない欲望の間で揺れ動く3人を体当たりの熱演で魅せる。また、ニコニコ人生センターの教祖である"先生"役に、本作の原作者である山本直樹、副議長と恋仲にある第3本部長役に『ケンとカズ』『猫は逃げた』の毎熊克哉など個性豊かな面々が顔を揃えた。

監督には近年『アルプススタンドのはしの方』『愛なのに』『女子高生に殺されたい』とヒット作を連発し今最も勢いに乗っている天才職人監督・城定秀夫。山本直樹の数ある著書の中でも最も実現不可能と言われた原作ながら、愚かで愛おしい3人の男女を時にユーモラスに、時にそこはかとない寂しさを滲ませて映し出し、単なるカルト作にとどまらない濃密な人間ドラマに仕上げた。また、ほぼ全ての音楽を担当した曽我部恵一による不穏かつ繊細なサウンドトラックと主題歌も、映画の世界観をさらに深淵な物へと導いている。